* サンプル必要量:ウェル当たり10µg、又は240µg(24ポイントのpH同時分析時)
* pKaバッファー消耗品キット及びpKa Estimatorソフトのパッケージですぐにサンプルとデータ解析開始可
化合物のイオン化の特性は多くの物性に強い影響を与えることが十分実証されています。
化合物は中性だとあまり水に溶解せず、親油性が高く、膜透過率で高い値を示します。
電離する化合物の酸解離定数(pKa値)は解離するものとしないものの濃度が等しくなるpH値で定義されます。
新規化合物(NCE)のpKa値を測定しておけば、溶液のどのpH値でもイオン化の程度を特定するのに役立ち、化合物の吸収、分布、代謝及び排泄(ADME)の特性を推定するのに大変有効です。また、pKa値はドラッグデリバリー方式の開発でも重要な役割を果たします。
候補となる化合物を選択する際に、開発の初期段階で物理化学的情報を収集することが必要とされ、それによって消耗率を減らし、ドラッグデリバリー方式が確立するまでの時間を短縮しようという傾向がますます顕著になってきています。
キャピラリー電気泳動(CE)は下記の利点から化合物のpKa値を測定する実用的な方法として注目されています。
* 対象物質から潜在的な不純物と分解物質の分離が可能
* 分析でサンプル濃度の測定は不要
* UV発色団を持ち、僅かしか溶解しない化合物も分析可能
* pKa値の測定にスペクトル特性の変更は不要
* サンプル必要量は1 mg未満
キャピラリー1本のCE-UVシステムでは、化合物当たり12ポイントのpH値を分析する場合、処理能力はおよそ1化合物/時間です。キャピラリー96本のcePRO 9600システムでは24ポイントのpH値でも12化合物/時間の処理が可能です。サンプル処理量が大幅に増加し、分析するpH範囲を広げてより信頼性の高いデータが得られます。
注 :MCE 2000™システムはcePRO 9600™システムの前機種です。