用途例
液の流れに電圧をかけイオン化する目的で、質量分析装置のインレット部にマイクロティーを使用できます。
P-775及びP-875はPEEK製で、電気的な耐性の面及び構造面でもこの用途に最適です。
必要部品:
金又はプラチナの電導性ワイヤー1本
P-775又はP-875マイクロティー1つ
ワイヤー径に対応するマイクロタイトチューブスリーブ1本
キャピラリーチューブ径に対応するマイクロタイトチューブスリーブ2本
使用方法:
① マイクロティーの中央のポートにワイヤーを接続
まず、適切なチューブスリーブにワイヤーを通し、必要であればスリーブの両端にワイヤーを充分出しておきます。
ワイヤーまたはスリーブを付けたワイヤーをマイクロティーのメス型ナットに通し、続いてフェラルの先端までワイヤー又はスリーブ付きワイヤーがくるようフェラルに通します。
ワイヤーとマイクロティーの穴の芯を合わせ、ワイヤーを底に触れるまでマイクロティーに差しこみ、メス型ナットを締めます。
フローパスチューブをマイクロティーの残りの2つのポートにマイクロティーの取扱説明書に従ってつけます。
② マイクロティーに送液してワイヤーに電圧をかけます。
注:上記は流速100µL/分以上のエレクトロスプレーのイオン化で一般的な使用例です。
詳細:
「Protein Identification at the Low Femtomole Level from Silver-Stained
Gels Using a New Fritless Electrospray Interface for Liquid Chromatography-Microspray
and Nanospray Mass Spectrometry. Christine L. Gatlin, Gerd R. Kleemann,
Lara G. Hays, Andrew J. Link, John R. Yates III (1998) Analytical Biochemistry
263,93-101」