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  超微量送液用ナノポンプ ナノ送液ポンプ詳細

Sapphire Engineering Inc., U.S.A.


性能

テストでは99.5%の精度で低流速範囲の送液を行うことが可能であることが示されています。背圧下の流速変化をフローセンサーが補正することにより一定の流速を保つことが可能になりました。図1に示すように流速の変化に迅速に対応します。図2・図3は後述の「実験時の接続校正」における流速性能を示しています。

長期使用に耐えられるよう設計されており、300,000回以上の送液後でもバルブのセラミック流路は磨耗や微粒子の溶出が殆どありません。クロマトグラフィーの結果は図4にあります。

図1:流量変化に対する反応時間

図2:流速性能

図1:流量変化に対する反応時間 図2:流速性能

高背圧下で任意に流速を変更した時の一般的な反応時間を表しています。3,700 psi (25.5 MPa/260 kgf/cm²)で約12秒間に90%の上昇時間が示されています。カラムで発生させた圧力については次項「性能テスト」で詳述しています。

階段状の各上昇は25 nL/分毎の流量変化を示しています。


図3:超低流速時の流速モニター

図4:300 nL/分時の分析対象物混合液の分離、6回の連続データをオーバーラップ

図3:超低流速時の流速モニター 図4:300 nL/分時の分析対象物混合液の分離、6回の連続データをオーバーラップ

低流速での吐出側送液の性能を示しています。グラフが示すように、NFMポンプは超低流速時でも流速標準偏差1nL/分の範囲で作動しています。このデータの条件は次項「性能テスト」に詳述されています。

左記のカラムに注入したサンプル5 nLの分離を6回行った結果を重ねて表示しています。1秒間に設定した注入にはV-485ナノピーク電動注入バルブを使用しています。流速:300 nL/分。リテンションタイム標準偏差0.08%、ピーク高さ標準偏差0.6%。


図5:図4の流速モニター

図5:図4の流速モニター

図4のクロマトグラムにおける吐出側の流速を示しています。この送液の再現性により、リテンションタイムにばらつきが殆どみられません。

性能テスト

図1、図3〜5はコンフルエントNFMナノ送液ポンプによる70%アセトニトリルと水の混合液を送液した時のデータです。ここではインラインマイクロボアカラムを使用したデータを示します。


実験時の接続構成
実験時の接続構成

クロマトグラフィー条件

移動相 70%アセトニトリル/水
カラム 15 cm×内径75µm PepMap C18(LC Packing, オランダ)
温度 35°C、カラムオーブン内
検出 254nm、UV吸光度検出器(Ultimate, LC Packing)
サンプル注入 V-485ナノピーク注入バルブ、注入ループ:内径20µm×長さ10 cmフューズドシリカ
吐出側チューブ 内径20µm×外径360µmフューズドシリカ
接続部品 U-411ナノタイトステンレス鋼ユニオン及びPEEKチューブスリーブ
サンプル 70%アセトニトリル及び水中のウラシル、ナフタレン、ビフェニル、フルオレン、濃度約0.2µg/µL

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